神戸赤十字病院

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JAPANESE RED CROSS SOCIETY

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後期研修

脳神経外科後期研修プログラム

目的と特色

教育目標

脳神経外科卒後研修の教育目標は、診療を受ける患者の信頼に応える脳神経外科医となる事である。時に、知識、技術、医の心のバランスのとれた脳神経外科医を育てることが最終目標である。本プログラムと引き続く研修により日本脳神経外科学会専門医認定制度による専門医受験資格を卒業後最短6年間の研修を経て得ることができる。

基本的教育内容
  1. 高度の科学的知識教育と真理を常に追求しようとする学究心の養成
  2. 診断・手術手技等の技術の習得
  3. 手術適応等の決定や日常診療上の諸問題を解決していく判断処理能力の養成
  4. 患者・医療スタッフから信頼を獲得できる適正な人格形成と医師・社会人としての倫理の教育
  5. 医療現場での安全管理についての教育

研修内容と到達目標

神戸赤十字病院と兵庫県災害医療センター(救命救急センター)の両病院にて研修を行う。主要な外科手術実績を述べると、脳動脈瘤クリッピング、高血圧性脳内出血の開頭血腫除去術、頚動脈内膜剥離術、脳腫瘍摘出術、急性硬膜下血腫開頭血腫除去術、急性硬膜外血腫開頭血腫除去術などを施行し、また、脳動脈瘤コイル塞栓術、血管拡張術・ステント術などの血管内治療を施行している。
上述の手術症例を対象として以下のような研修を積むこととなる。

第1期(1年目)

脳神経外科医としての基本的な考え方。基礎知識、基礎技術を習得する。臨床医としての幅広い基礎知識、基本技術の習得ができるように災害医療センター救急専門医からも指導を受け研修を積む。

診療上の責任分担・指導

専攻医は指導医の指導の下に主治医として患者の診療にあたる。各疾患について指導医にコンサルテーションを行い、指導を受け知識・技術を深める。

研修内容

将来優れた脳神経外科医になる方向付けを行う重要な時期であるだけに、充実した研修となるようなカリキュラムが組まれる。
診療部長、主治医の指導の下に、外科的に必要な基礎知識と技能の修得、脳神経外科疾患の診断に必要な神経放射線学的読影、検査手技(脳血管撮影、脊髄造影等)の研修及び神経学的検査法について学び、受け持ち患者の術前、術後の全身管理についても習得する。病棟勉強会においても各症例の検討を行い、疾患の病態について理解を深める。1ヶ月に5回程度の当直を義務付け、病棟内重症患者の管理、及び救急外来を受診する重症患者の処置等についてマンツーマン教育を受ける。なお、最初の数ヶ月間は副直として指導医とともに当直を行い、十分に慣れた後、独立して当直業務を行うものとする。
研修期間中に経験した症例について、部長、上級医の指導のもとに学会、論文発表を行う。

到達目標

医師としての基本的臨床能力であるコミュニケーションスキル、患者・医療スタッフとの信頼関係の樹立、安全管理対策、医療記録、採血・ルート確保・創部処置などの基本的外科手技、全身管理法などに習熟しなければならない。加えて専門領域として以下のものを習得する。

  1. 神経学的検査法:意識障害患者を含めて正確な所見をとり評価できる。
  2. 神経放射線学的検査(CT, MRI, 脳血管造影, SPECT, CT脳槽造影等)の適切な計画と結果の解釈ができる。
  3. 神経生理学的検査法:脳波、各種誘発電位検査法、サーモグラフィー、頭蓋内圧モニター、ドップラー・超音波検査等検査の意義を理解し、指導を受けて結果を評価できる。
  4. その他の一般検査:患者の術前、術後管理の目的で、心電図、胸部X線写真、血液ガス、髄液検査、内分泌検査等を行い結果の評価ができる。
  5. 脳神経外科小手術(穿頭術、水頭症手術)を助手として経験し、指導のもとに術者として行える。
  6. 大開頭手術での開閉頭技術を習熟し指導のもとに助手として行える。
  7. 脳血管内手術の適応や方法について学び、指導医のもとで助手として各手技を経験する。
  8. 外国語:国際交流の必然性から外国語(英語が好ましい)の習術が必要である。専攻医は研修の余暇に外国語研修に努めるよう求められる。
第2期(2年目以降)
研修内容

第1期研修に引き続き、脳神経外科臨床医としての基礎を固め、より広い知識と高い技術を習熟するとともに、人間性の向上に努力する。脳神経外科的に緊急の対応を要する疾患についても、迅速な診断、全身管理を含めた処置、手術適応の決定、患者家族への対応が出来るように指導医の下で研修する。

到達目標

1年目の研修により習得した医師としての基本的臨床能力ならびに基本的外科手技、全身管理法などの向上に努めるとともに、加えて専門領域として以下のものを習得する。

  1. 脳神経外科の基礎知識として、神経解剖学、神経生理学、神経病理学、神経放射線学、神経学、神経麻酔学等を習得する。
  2. 救急を含む脳神経外科患者に対して初療処置・初期管理と診断計画ができる。
  3. 脳血管造影検査を指導のもとに行うことができる。
  4. 脳神経外科小手術(穿頭術、水頭症手術)を術者として行うことができる。
  5. 硬膜下血腫、硬膜外血腫等の基本的な開頭術を指導のもとに術者として行うことができる。研修とともに脳内出血などの脳内病変の手術を指導のもとに術者として行うことができる。
  6. 顕微鏡手術、脳血管内手術の助手ができる。
  7. 研修期間中に経験した症例について学会・論文発表を指導のもとに行う。

研修期間

3年間

取得できる認定医・専門医

  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本脳卒中学会 専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医
  • 日本脳神経内視鏡学会 技術認定医
  • 日本脳卒中の外科学会 技術指導医

※学会入会と4年目以降に引き続いての研修が必要
※日本脳神経外科学会専門医取得においては、
 神戸大学医学部脳神経外科を基幹施設とするプログラムの連携施設として研修にあたっている。

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