薬剤部
外来化学療法に関する情報連携について
外来がん化学療法では、患者さんご自身またはご家族による副作用マネジメントが必要となるため、
患者さんが治療について十分に理解し、安心して治療を受けることができるように支援する必要があります。
当院では、経口剤単独治療を含む外来がん化学療法を受ける患者さんに対して、
初回治療時から継続して薬剤師が面談を実施し、有害事象の評価、アドヒアランスの確認等を行っています。
また、支持療法(副作用対策)の提案、臓器障害時や副作用発現時の抗がん薬の減量または投与延期等の提案を、
各種ガイドライン、論文、各抗がん薬の適正使用ガイド等を参考に科学的根拠に基づいて行っています。
昨今の外来がん化学療法では、経口抗がん薬が幅広く使用されています。
そこで、施設間の連携強化を通じて、がん患者さんに対して、より安全で質の高い医療を提供するために
当ページを設けました。相互に有益な情報交換ができればと思います。
地域医療機関の方からの情報受付
<トレーシングレポートの受付>
受付FAX番号 078-241-9312
【対象】
①抗がん剤治療の副作用で病院側に知らせておくべきと判断した情報
(緊急性がなく次回の診察への情報提供)
②その他、患者さんに関する病院側への情報
(次回の診察への情報提供)
●【PDF形式】がん化学療法トレーシングレポート用紙
●【Word形式】がん化学療法トレーシングレポート用紙
※緊急性のある場合は電話連絡、または、患者さんより外来化学療法ホットラインに
連絡するようにしてください。
<外来化学療法ホットライン>
受付時間 平日8:30~17:00
電話番号 078-231-6006(代表)
※上記時間以外は以下の電話番号にて対応します。
電話番号 078-241-9295(救急受付)
保険薬局の方からの相談受付
<抗がん剤治療に関する相談受付>(保険薬局対象)
受付メールアドレス kobe-yakuzai@kobe.jrc.or.jp
不明なレジメンや、副作用の対応などの化学療法に関する素朴な疑問に可能な範囲でお答えします。
ただし、患者さん個々の対応方法についてはお受けできません。
がん化学療法に関する研修会について
令和2年11月12日(木)18:30~ 第1回神戸赤十字病院外来化学療法研修会(Web開催)
*****終了いたしました。*****
当院の外来化学療法レジメン
1.消化器疾患レジメン
2.呼吸器疾患レジメン
3.婦人科疾患レジメン
卵巣がん・子宮体がん・子宮頚がん・子宮内膜がん・肉腫 等
CBDCAベース併用療法 その他併用療法 単剤
Bevacizumab単剤・併用 放射線併用
4.泌尿器疾患レジメン
5.造血器疾患レジメン
6.乳腺疾患レジメン
乳がん 乳がんBevacizumab併用 乳がんTrastuzumab併用
7.その他疾患レジメン
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